10月15日 西国三十三所満願

2014年10月16日 23:58

10月15日

今日は西国三十三所へのお参り第6回目で、いよいよ満願札所である西国三十三所第33番札所谷汲山華厳寺さんへお参りです。1~32番までは近畿地方にあるのですが、この33番華厳寺のみ岐阜県にあり、岡山からは最も遠い西国札所となります。

今日の参拝順路は、①第33番札所華厳寺→②西国番外札所元善光寺の2ヶ寺。移動だけでも合計11時間程かかりました(゚Д゚;)。・・・遠い(゚Д゚;)。

 

『西国三十三所満願霊場』と記された石塔と華厳寺の仁王門。台風一過の快晴となり汗ばむお参りとなりました。無事に満願を迎えた善男善女14名と共に記念の一枚(≧▽≦)

仁王門をくぐり、石畳の参道を進み、石階段を上ると華厳寺本堂。参道両脇の大きな奉納旗が風にそよぎます。参道沿いの塔頭寺院も必見です。華厳寺さんではご厚意で外陣内部でお勤めをさせていただくことができました。ありがたいコトです(^_^)。併せてお写経も奉納させていただき、全員で満願の喜びを感じました(≧▽≦)

華厳寺本堂向拝にある「精進落としの鯉」。これに触れて巡拝中の精進生活にも一区切りです。皆が触れるので、テカテカです(^_^)。

本堂でのお勤めの後は、縁を回り「笈摺堂」へ。沢山の笈摺の奉納はもちろん、笈摺(おいずる)と折鶴(おりづる)の語呂合わせで、沢山の折鶴も奉納されています。笈摺堂右隣は聖天さんをお祀りする聖天堂です。

笈摺堂の左隣は子安観音堂。沢山の「よだれかけ」が奉納されています。

子安観音を過ぎて、山へ進むと、満願堂。華厳寺では①本堂、②笈摺堂、③満願堂、の三種の御朱印をいただきます。ようやくここまできたなぁって感じました。満願堂のさらに奥が「奥之院」ですが、今回はパス(*_*)。

満願堂前の階段を伸ると出迎えてくれる沢山の大小の「狸」。手に持つのは「満願帳」です。

華厳寺門前町の様子。天気も良く素晴らしいお参りをさせていただくことができました。

元善光寺さんはその縁起により「坐光寺」と呼ばれていました。本田善光公の本家本元の善光寺で元善光寺と称します。こちらでもご厚意で外陣内部でお勤めをさせていただくこができました。また宝物殿にもご案内いただき、縁起の中核をなす「坐光の臼」をはじめとする沢山の寺宝を拝見させていただきました(≧▽≦)。ご厚意に感謝申し上げます。

元善光寺、善光寺ともに、寺紋は「右離立葵」という葵の御紋の一種を用いています。元善光寺でのお参りでは雨が降り始めました。戒壇巡りをされて皆さん大満足の様子。

ようやく西国三十三所の満願寺を打ち、御礼参りの善光寺の半身といわれる元善光寺にお参りをすることができました。無事にお参りできたのも、観音様のお導きに違いありません。

 

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