高野山開創1200年記念結縁行脚&新春狂言
2015年01月22日 23:46今日は二組寺の「高野山開創1200年記念結縁行脚法会」でした。今年はお大師様が苦難の末に高野山を開かれて1200年の記念すべき年を迎えます。そこで「飛行三鈷」を本尊とし、ご勝縁を結んでいただく結縁行脚を全国各地で行っています。私たち二組寺ではメモリアルハウス寶珠殿さんを会所に、お導師様を圓通寺名誉住職様、経頭を金剛頂寺住職、前讃を萬福寺ご住職様、後讃を極楽寺副住職、慶讃文を極楽寺ご住職様、心経太鼓を安養寺ご住職様で結縁法要を厳修いたしました。
午後の部では、道中散華時に清眼寺副住職さんと吉祥寺副住職さんによる法悦歓喜和讃をお唱えいただきました(≧▽≦)。これは素晴らしい!!
檀信徒の皆さんの日頃の善行の賜物で天気にも恵まれ、大盛況となりました(^_^)。平日にもかかわらず沢山のお参りをいただき、ありがとうございましたm(_ _)m。併せて、会所の寶珠殿さん、お世話になりました。
今日の荘厳。今日の本尊様は「飛行三鈷」です。お大師様が唐より帰国の祭、日本での密教の聖地を求めて投じられたところ、瞬く間に海を飛び越え高野山壇上伽藍の松に懸かったという伝説があります。「本物の飛行三鈷」は国重文指定を受ける高野山の霊宝として門外不出のため、開眼作法のされた分身が全国を行脚しています。右の大きな三鈷は「撫で三鈷」です。
道中散華用に開創記念の散華で用意された花籠。
法会の様子。ちょうど洒水発音しているところ。
二組11ヵ寺中、高野山真言宗は10ヶ寺で檀信徒さんが多く一度に寶珠殿に入りきりません。なので法要は午前と午後の二部制。合間には香華変えです(゚Д゚;)。持ってて良かった香華セット(^_^)v。「早く」「キレイに」「燃焼時間ピッタリ」が香華変えの合言葉w。
能化の先生による御法話。
高野山高校宗教科の生徒さんによるお大師様の紙芝居は、効果音に工夫をしており、迫力ある楽しい演出でした(^_^)。
法要の後はお参りいただいた皆さんに、「撫で三鈷」に触れていただき、ご縁を結んでいただきました。御記帳いただいた御芳名は開創記念事業で再建された高野山大伽藍中門へ永代奉納されます。
「こうやくん」はここでも大人気(≧▽≦)。金剛頂寺住職と金剛頂寺密教婦人部の皆さん(^_^)。
夜は、「新春狂言 福来たる 東西狂言会」を観に妻と一緒に岡山市民会館へ。我が家の新春の恒例行事であり、夫婦で一緒に出掛ける数少ない日ですw。演目は「蝸牛」「痩松」「業平餅」の三曲。野村萬斎さんの解説が初めにあるので、とても助かります。いずれも会場を爆笑に包む楽しい演目でした。全てがあっさりしているのも良いところ(^_^)。
タグ:
—————