高野山へ

2014年03月12日 19:49

朝7時に津山の自宅を出発し、一路高野山へ。中国道から近畿道へとスムーズに進み、ちょうど4時間で高野山でいつもお世話になっている金剛三昧院に到着。執事さんや役僧さんへの挨拶の後、法印転衣式が行われている本山金剛峰寺へ、ちょっと見学にのぞきました。もちろん外からですw。

毎年この時期に、法印転衣式という行事が総本山金剛峯寺で行われます。高野山真言宗の僧侶として最高位である「法印」に昇進された法印様が、金剛峰寺より法印様の証として緋色の衣と緋色の袈裟を授かり、緋色の袈裟と緋色の衣に召し替えられる晴れの儀式です。法印様となるためには、ありとあらゆる事相教相を修める長い長い修業の年月が必要なのはもちろん、類稀なる仏縁も必要です。有資格者は沢山いても順番が回ってこないのです。高野山で緋の衣と緋の袈裟を着用できるのは法印様のみです。法印様は1年間、お大師さまのご名代として高野山内で行われるすべての法会の導師を勤められるのです。

14時30分より伽藍金堂にて明日の法会の準備をさせていただきました。私は金堂の外陣しか入らせていただいたことは無く、今回内陣に初めて入らせていただきました。・・・あまりの素晴らしさに絶句しました。何から何まで規模が違う・・・。大壇も見たことない程大きく、両界曼荼羅も、須弥壇におられる仏様も、素晴らしいの一言です。金堂で法会をさせていただくありがたさと改めて感じました。

今日の専学w。あと少しで卒業ですね。後輩諸君!お疲れ様!

法印転会式が行われていた金剛峰寺。本王院のご住職様で細川康裕大僧正様が法印様となられました。法印転会式は雨というジンクスがあるらしいですが、今年は晴れでした!

伽藍の東塔では行者さんが参拝をされていました。

わりとラフな格好での準備w。

席札が準備され、雰囲気がピリッとします。

 

—————

戻る