金剛頂寺本尊初会式

2015年01月18日 21:05

今日、新年18日は蕎麦尾山金剛頂寺本尊正観世音菩薩初会式でした。二組寺祖師講を兼ねるので組寺のご住職方のご出仕をいただき、大般若転読法会を厳修させていただきました。昨日の大雪で天気を心配しましたが、おかげをいただき快晴となり多くの檀家さんのお参りをいただきました(≧▽≦)。

金剛頂寺ではこの度、檀家さん皆さんのご理解をいただいて、大般若経典全600巻の内半分の300巻を新調させていただき、今日が初お披露目となりました(≧▽≦)。初会式終了後は皆さんに触っていただき、転読作法のパラパラ~を体験していただきました。山の中の小さなお寺ですが、篤信の皆さんばかりでありがたいコトです。小さなお寺の大きな自慢の檀家さんなのです(^_^)。

わりと「ぞんざい」な扱いを受けていた一番真っ黒な燭台が大阪の鋳物師さんから227年前にご寄進いただいたもの、気に留めることもなく使用していた香炉が100年以上前のモノだった、など「本気で掃除」をして分かったことをお話させていただくと、大変に驚いていただき、喜んでいただきました。燭台と香炉の見学会の様になり、お参りの方に思った以上の好評をいただきました。私がお参りをさせていただいた浅草名所七福神巡拝の御朱印色紙や住職が登山仲間よりチベット土産でいただいた小さな「マニ車」、五色の旗「タルチョ」などがあるのですが、これは組寺のご住職さんのご興味を刺激したようで、色々なお話で盛り上がりました(≧▽≦)。新しいものにするのは簡単だけれども(・・・なかなか新調できませんが・・・(-_-;))、古いものはお寺の歴史そのものなのです。他には古いスライドやお軸などが「発掘」されましたが、それはまた別の機会に・・・w。

ご出仕いただいたご住職方、お参りいただい皆さん、お世話になりました。ありがとうございましたm(_ _)m。

50年ほど前にご寄進いただいた幕。五色はどこのお寺でも見ることが出来ますが、白黒の幕は金剛頂寺でないと見ることが出来ませんよ(たぶんw)。快晴で何よりです。

檀家さんのご理解をいただいて新調させていただいた大般若経典を用いての転読法会です。私も外陣でお勤めをしているので、転読作法は写せませんでした。登壇しているのは金剛頂寺住職。内陣左右に5人ずつ10人のご住職方に入っていただくのでギュウギュウです。内陣天蓋に飛天さんが描かれているのは、金剛頂寺本堂の自慢の一つです!

写仏会の成果を発表!朝日が照らして後光が差しているようです。女性ばかりの参加でしたので旦那さん方の好評をいただきました。色付きも、色なしも、それぞれ素晴らしい出来栄えです(≧▽≦)。

 

—————

戻る