追悼演奏会

一緒に吹奏楽を楽しんできた私の後輩さんが急逝され、その一周忌に合わせて本日追悼演奏会が開催されました。同級生や関わりのあった方が県外からも参加してくださり、総勢60名以上のメンバーで演奏会を開催することができました。

彼女が亡くなる直前まで熱心に取り組んでいた津山ジュニアブラスとその卒業生たちを中心に、常連賛助団員として長く関わりのあった真庭吹奏楽団レブールの有志、後輩の指導に当たっていた母校鏡野中学校吹奏楽部、津山シティーブラス有志、そして設営受付などの裏方を手伝ってくださった同級生の皆さんを含めたメモリアル吹奏楽団としての演奏会となりました。

関係者のみの演奏会となりましたが、彼女を偲んで多くの方が聞きに来てくださいました。彼女の生前の写真が動画で紹介されましたが、どれも素晴らしい笑顔で映っており、そしてやはり演奏会での写真も多く、寂しさが一気に込み上げてきました。会場には生前のステージ衣装、コンクール上位大会での写真に残る沢山の「笑顔」が展示されており、在りし日の姿を懐かしく感じました。

耳を疑った思いもよらぬ訃報から一年。彼女はもういません。しかし、彼女の記した音符はこうやって残っていくのです。

津山ジュニアブラスとその卒業生たちによる演奏の様子。打楽器奏者として各吹奏楽団より頼りにされた彼女は、後進の指導にも力を注ぎました。彼女の指導を受けた卒業生の中には音楽大学を目指してる者もいます。

運営や準備などでご家族にはご迷惑をおかけしたのではないかと心配をしていましたが、彼女のご両親のご挨拶に救われました。こちらこそ、ありがとうございました。関係者の皆さん、大変にお世話になりました。