西国三十三所巡拝へ②

2014年05月21日 23:12

色々と勘違いが重なり、今日の西国三十三所巡拝のスタートをつまづいてしまいました。本来ならバスが出発する地点で、皆さんをお迎えしなければならないのに、私が途中で合流する事になろうとは・・・。あ゛あ゛あ゛~。勘違いって怖い!

前回から引き続きご参加されておられる方ばかりですので、道中は賑やかに楽しい巡拝となりました。心配した天気も、今朝方はあいにくの雨模様でしたが、午後には蒸し暑いくらいの快晴となりました。

本日の巡拝順路は、第23番勝尾寺(千手観音:高野山真言宗)→第21番穴太寺(聖観音:天台宗)→第20番善峯寺(千手観音:単立)→第22番総持寺(千手観音:高野山真言宗)→第24番中山寺(十一面観音:真言宗中山寺派)の5ヶ寺でした。京都、大阪、兵庫と移動距離は500キロほどになりました。どのお寺さんも大寺院さんで寺宝も素晴らしいものです。ただ、前回と大きく雰囲気が違ったのはお参りの方がほとんどおられず、おかげで私たちは心静かにお勤めをすることができました。

 

勝尾寺山門。反対側の扁額に注目です。

シャクナゲが綺麗です。

勝尾寺本堂。雨上がりの曇天に朱色が映えます。

本堂横には大師堂があり『四国八十八ヶ所霊場お砂踏み』があります。

境内にはダルマさんが置かれています。これは本堂。

池の渕にも置かれています。

大阪箕面から京都亀山までは山越えが近道。穴太寺山門。

穴太寺本堂。納経場の向かいに寺の縁起に出てくる『郡司』の墓があります。

ドラマ「大奥」で一躍有名になった「桂昌院」寄進の善峯寺山門。大迫力!運慶作と伝わる金剛力士像はスラリとた『細マッチョ』です。かなりかっこいい仁王さんです。

 

善峯寺本堂。善峯寺さんでは本堂内に入ることができ、本堂内でお勤めをさせていただくことができました。本堂内も素晴らしい! 護摩札が掲げられていますが、なかなかすごいもんです。本堂内のお勤めは必ずお寺の方に一言かけて許可を受けてからお勤めをしましょう。このころには雨が止んで蒸し暑いと感じるほどでした。

国天然記念物『遊龍』の松。これもスゴイ(゚Д゚;)

 総持寺山門。総持寺は高野山真言宗準別格本山です。

総持寺本堂。大都会の真ん中にあるけれど、とても静かな場所です。

寺伝にならい、亀がいますw。

甲羅干し中~w。

総持寺は『山蔭流包丁道』の発祥の地です。

・・・(゚Д゚;)・・・「開山堂」で昼寝をする人が、いたんだろうなぁ・・・(゚Д゚;)

恋みくじ付き!総持寺山門入ってすぐ右手にありますw。

中山寺山門。沢山のワラジ(白く見えているもの)が奉納されています。

極彩色の中山寺本堂。安産祈願、子安子授で超有名。日本唯一の明治天皇ご祈祷所。若いご夫婦さんがベビーカーを押しながら、あるいは抱っこしながら、お子様を連れてお参りをされていました。白く見えるのは安産祈願の「よだれかけ」。

中山寺から宝塚方面を望む。絶景(≧▽≦)

羅漢堂の対面、閻魔堂の裏手に『中山寺古墳』があります。横穴の先には石棺がります。この石棺に閻魔大王様からお授けいただいた『西国霊場の宝印』が花山法皇に発見されるまで眠っていたのです。

境内の多宝塔。青空に輝いています。

今日の札所はお参りの方も少なく、本当に心静かにお勤めをすることができました。境内もゆっくり拝見させていただきとても充実した巡拝でした。

・・・朝の一件が無ければなぁ・・・。あぁ~反省・・・。

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