萬福寺虚空蔵大会式

2016年02月28日 21:52

2月26日~28日の三日間は、萬福寺虚空蔵大会式でした。虚空蔵大会式期間中の27日は二組寺の祖師講を兼ねるので、26日は農作業のお手伝いのために失礼してしまいましたが、27~28の一泊二日で私も住職と二人で出仕をさせていただきました。昨年同様に住職は本堂に、私は「十三参り加持道場」でのお手伝いです。

同じ二組寺でご一緒させていただく黒沢山萬福寺さんはご本尊を虚空蔵菩薩様とし、その「智一満」力一満」「福一満」のご利益により日本三所の一つに数えられる県下でも屈指の名刹です。

日本三所として虚空蔵菩薩様のご利益を願う檀信徒さんの参詣はもちろん、子供の厄年である十三歳の厄除けに行う「十三参り」が有名です。数え年で十三歳の子供のみが受けることのできるお授けは、虚空蔵菩薩様のご利益である「福」「力」「智」を授かる一生に一度の儀式で、奈良時代から今に続く地域の伝統行事です。近隣は元より県南、県外からもお参りがある賑やかなお祭りです。

昨年は残雪で寒くて大変でしたが、今年は雪もなく比較的穏やかな天気で助かりました。昨年よりも多くの方が参りくださったようで、加持道場も護摩堂もフル回転でした(^_^)。

準備から片付けまでフル稼働だった檀信徒の皆さん、萬福寺の皆さん、お疲れ様でした。無事に終えられて何よりでした。また、沢山のお気遣いをいただき恐縮です。他のお寺さんと寝食を共にし沢山のお話を伺うことのできる時間はなかなかありません。私にはとても貴重な出仕なのです(^_^)。

護摩堂はどうも敷居が高いらしく、なかなか気軽にお参りが出来ないとの話をいただきました。折角の機会ですから遠慮なくお参りいただきたいと思います。

願い事を記した絵馬も沢山奉納されました。終盤は掛けるところがない程に(゚Д゚;)。来年の「お礼参り」も忘れずに!

子ども達がお加持を受けている間、保護者の方へのお接待。法話と手品のコンビネーション!器用なご住職さんです(^_^)。奥様方に大好評!

先日木曜日に、金剛頂寺密教婦人部有志で取り組んだ写仏をお供えに上りました。お忙しくされている中での半ば強引なお供えでしたが、萬福寺ご住職様は、わざわざ包んでいただいて奉納してくださいました(^_^)。ありがたいことですm(_ _)m。

私の同級生も沢山お参りしてくれていました。「自分も来たから子供にも」という理由です。「一生に一度の経験」はこうやって引き継がれていくのです。皆が気軽に声を掛けてくれることにありがたく思い、同級生たちが子供と一緒にお参りする姿を見てなんだかとても嬉しく思いました。

 

—————

戻る