檀信徒各家先祖供養祭&講話 at 聖徳寺

2014年11月16日 20:13

今日は聖徳寺さんで檀信徒各家先祖供養祭が奉修され、助法のお声掛けをいただきましたので出仕させていただきました。聖徳寺さんにはいつもお気遣いをいただき、ありがたい限りです。

ご老僧さんによると、今日の先祖供養祭は元々戦没者慰霊祭であったそうです。毎年欠かさず奉修され今年で50年目だそうです。

今年2014年は戦後69年目です。戦後の大変な時代が一段落し、高度成長期に向かい始めた頃、今日の先祖供養際が始まりました。いつも笑顔の絶えないご老僧さんとご住職さんですが、激動の時代を歩まれ、檀信徒の皆さんの心の支えとなり、心の拠り所となる取り組みを続けられておられることに敬服いたします。近年は各家先祖供養の形をとるようになったそうですが、回向文では戦没者慰霊も合わせてなされておられました。

ご住職がお導師様、ご老僧が経頭をお勤めになられ、私が讃をさせていただき、平座理趣三昧を奉修させていただきました。祖師講などで、二組寺の本堂でお勤めをさせていただくことはあっても、聖徳寺さんの本堂でお勤めをさせていただくのは初めてで、しかも沢山の檀信徒の皆さんの前ではとても緊張しました。

お勤めの後は、不肖私が講話をさせていただきました。津山の名刹である聖徳寺さんの檀信徒の皆さんの前で一体何をお話させていただけばよいのか悩ましたが、私が平素思っていることを、シドロモドロになりながらお話させていただきました。御聞き苦しい点が多々あったであろうはずなのに、皆さんから温かいお声をかけていただき、こちらこそ、ありがとうございます。講話の後は、皆さんと一緒に会食。お遍路のお話などで大盛り上がりとなり、とても楽しい時間をいただくことができました。

聖徳寺さんには良いご縁をいただきありがとうございました。檀信徒の皆さんの幸多きことを願っています。また、プロジェクターとスクリーンをお貸しくださった加茂の真福寺さんありがとうございました。

皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。m(_ _)m

昨年は咲かなかった「吉祥草:キチジョウソウ」が今年は咲きました(≧▽≦)。

 

—————

戻る