美作八十八カ所霊場開創三十周年記念大法会厳修

2013年10月28日 23:52

今日は美作八十八カ所霊場開創三十周年記念大法会の日です。10年に一度の大法会で、高野山真言宗別格本山木山寺さんで厳修させていただきました。法会の次第は、本堂にて大般若転読法要、境内にて柴燈護摩法要の2本立てです。私は本堂前での参拝された方の誘導係りです。

8時に着き、椅子を拭いたり並べたりと雑務をし着替えをしました。加茂地区にある極楽寺のご住職である照井くんは高校時代の同級生で、久々の再開に喜びました。もっとも照井くんは私よりも先に専学を出られているので、気安く照井くんとはもう呼べない先輩格です。衣帯は黒衣に紋白、帽子・中啓・半装束念珠。専学での皆勤賞でいただいた半装束念珠ですが、先輩方々がいただいたものより一回り大きいようで、ずいぶんとお褒めをいただきました。専学を出ると言うことはやっぱりすごいことなのです。

10時に法会が開式となりましたが、職衆の方々が列を成し、山伏の法螺貝に先導されて進列されるようすは素晴らしいものです。お加持を希望される檀信徒さんの列が途切れることは無く、2時間ずっと人員整理となりました。お参りいただいた金剛頂寺の檀家さんにもお会いすることが出来ました。そうこうすると同時進行していた柴燈護摩ではいよいよ火入れとなり、大きな歓声とともに火が上がり、皆さんからお預かりした護摩木がくべられていきました。火が落ち着いたら火渡りをしていただいたのですが、これも長蛇の列が。なにせ1000人以上の檀信徒の方々がご参拝されているので、大きな境内の木山寺さんでないとこれだけ大きな法要は出来ないなと思いました。

反省すべき所は多々ありますが、とにかく快晴で大きなトラブルも無く法会を終えるとこができたのでホッとしました。

写真は進列し本堂へ入堂される職衆の方々。本堂前のお加持の様子。法会を終えて階段を下りる職衆の進列。柴燈護摩火渡りの様子。

山伏の法螺貝が鳴り響く中、進列し入堂される職衆の方々。

本堂前のお加持の様子。

退堂され階段を下る職衆の方々。赤い袈裟は位の高いお坊様です。

柴燈護摩の火渡りの様子。ご真言が途切れる事無くお唱えされているなか、炭の上を歩きます。

 

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