極楽寺御開帳二日目

2015年11月23日 09:54

21日に続き、22日は極楽寺ご本尊千手観世音菩薩御開帳法要二日目。天気の心配も皆無で、むしろ柴燈護摩供を考えると、寒くもなく暑くもなく、絶好の護摩日和でした。

今日の法要にはご住職様のご関係で神戸須磨寺より小池管長猊下をお導師にお招きし、地元美作青年会員をはじめ県南や県外からも多く副住さんのご関係者が出仕され、盛大に庭讃付中曲理趣三昧法要が執り行われました。

千早(ちはや)役の高校生。千早とは巫女装束の羽織物のコト。

法螺吹き役は奈良大峰山よりお出でいただいた修験の方。法螺と柴燈護摩とで今日はフル稼働!

二四三会は夏祭りの如くに気合の入った出店。メニューが増えてるw。

柴燈護摩の前行として護摩供を修される行者さん。

金棒、会奉行、法螺、千早、饒鉢、ご詠歌隊、識衆、大笠はお導師様の神戸須磨寺小池管長猊下(緋色)、最後は須磨寺の随行(白)さんと続く大進列です。道中散華をしながらの華やかな進列です。

本堂前で向き合い「庭讃(ていさん)」。いつもの讃ですが独特の節回しでお唱えします。

堂内識衆全員での散華。

中曲(ちゅうきょく)とは歩きながらお経を唱える作法。歩いたり止まったりしながら本堂内をクルクル回ります。お唱えの仕方、立ち座りのポイントも決められた方法があり、なかなか大変です。私は昨日に続き今日も下足番の役でしたので、下足番の目線から見るとこんな感じ。

堂内での法要が終わり、引き続き奈良大峰山よりお出でいただいた修験の方々による柴燈護摩が厳修されました。

二日間の御開帳法要の〆は火渡り。極楽寺檀信徒さんはもちろん、金剛頂寺の檀家さんや県外からもお参りいただいた沢山の方が火渡りをされました。私はウロウロ見学していると火渡りの手伝いに借り出されてしまいましたΣ(゚Д゚)。火の傍にいたので大汗をかいてしまいました。

晩秋の好天に恵まれた御開帳法要となりました。これほどの規模で執り行うとなると企画準備と檀信徒の皆さんも相当なご苦労だったと感じます。極楽寺ご本尊千手観音様のご利益であり、お大師様のお導きであり、多くの方の篤信の賜物です。皆さんお疲れ様でした。良いご縁をいただきありがとうございましたm(_ _)m。

 

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