極楽寺 一日小坊主会

2014年08月16日 23:35

今日は極楽寺さんで一日小坊主会が開催され、お声をかけていただきお手伝いに行かせていただきました。こうやってお声をかけていただけることはありがたいコトです。雷雨でしたが、山間に子供たちの賑やかな声が響きました。

毎年この時期、夏休み中の年中さん~小学6年までの子供たちが集まって、お経を読んだり座禅を体験したり、晴れていれば川で遊んだりスイカ割りをしたり、楽しい一日を過ごします。8時に極楽寺に伺うと、すでにご密教婦人会の皆さんがお昼のカレーや、子供たちの着衣を準備されていました。9時頃から子供たちが集まり、5歳~10歳までの40人となりました。子供たちは15時までの間、お勤め、座禅、写経、護摩見学、念珠作り、紙芝居と濃密な一日を過ごします。

初めてお手伝いに来させていただきましたが、元気いっぱいの子供たちにパワーをもらいながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。極楽寺さんは色々と取り組まれており、私も勉強になります。

持仏の間で副住職さんから一日小坊主会のお話をいただきます。「一休さん」が沢山いますw。

雷雨のため停電してしまいましたが、ロウソクで灯を取ながら本堂でのお勤めは素晴らしい雰囲気となりました。まさに一休さんの時代です。

心静かに座禅を体験。大人も一緒に体験しました。聞こえるのは雨音のみの静かな時間が流れます。2分、2分、5分の3セットですが、皆リラックスできたと満足の様子。

4~6年生は頑張って写経を、3年生以下の子供たちは仏画の塗り絵を体験しました。写経は難しい漢字ばかりでしたが、90分程で書写仕上げました。護摩木も書いたので、副住職が護摩堂で護摩法を修してくださり、皆で見学。神秘的な護摩供に大人も子供も釘づけでした。

持仏の間には金剛頂寺本堂落慶法要時の護摩札が奉納されていました。50年程昔のモノです。

お昼はみんなでカレーを美味しくいただきました。

午後は腕輪念珠作り。小さな手で石を繋いでいきます。プラ珠でなく石の珠なのがスゴイ(゚Д゚;)。

紙芝居は「蜘蛛の糸」。分かりやすい話なのでみんな食い入るように見ていました。紙芝居自体が珍しいようです。

一日小坊主会の最後は巨大念珠回し。一つの輪になって読経の中、お願い事をしながら力を合わせて協力して回します。

雨も上がったので縁側に出てスイカをいただきました。一日小坊主会お疲れ様でした。準備をされた密教婦人会の皆さん、保護者の皆さん、極楽寺さん、ご苦労様でした。

 

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