春のお彼岸

2015年03月23日 19:45

18日の彼岸入りから先日の中日まで、いつもお声を掛けてくださる津山市内のお寺さんのお彼岸のお手伝いをさせていただいていました。昨年のお盆、秋のお彼岸とお手伝いをさせていただいており、檀家さんから随分ありがたいお声を掛けていただきました。旦那寺のご住職さんがお参りに伺うのが本義なのですが、檀家さんの多い大きなお寺さんでは決められた日数内にはそれも難しく、事情をご理解いただかなければなりません。理解のある温かい檀家さんばかりで私も沢山勉強をさせていただくことができました。いつもお気遣いをいただきありがとうございますm(_ _)m

21日はお彼岸の中日。金剛頂寺では彼岸の法要。檀家さんのお参りがあろうとなかろうと、檀信徒先祖代々様と金剛頂寺先師様のお勤めはさせていただきます。お勤め後は先師さんのお墓参り。

22日は三十七回忌、十三回忌、七回忌を合わせて、そして23日には七十回忌、五十回忌、一周忌を合わせての法事でした。どちらの檀家さんも一同が会する法事となり、大賑わいでしたw。「自分が生きている間に見せておかなければ」とそれぞれ角塔婆もお供えくださいました。

いつもながら金剛頂寺の檀家さんは篤信の皆さんばかりです。小さなお寺の大きな自慢の檀家さんです。

先日同じ二組寺でご一緒させていただいている興隆寺さんのご老僧様が遷化なされました。九九才。私の祖母と同じ年です。おかげさまで祖母はまだ元気ですが、ご老僧様が先に逝かれてしまいました。昨日は青年会でご一緒させていただいている両山寺さんのご住職様が亡くなられてしまいました。寺院の訃報が続き、ベテランの方々のご指導をいただくことができなくなるのは寂しい限りです。合掌。

22日は三十七回忌、十三回忌、七回忌を合わせて金剛頂寺本堂にて行いました。「いつお迎えが来るか」とのお話ですが、お孫さんと楽しく談笑するそのお姿はまだまだ元気そのものです(^_^)。県南にお住いの子供家族さんもご参列で、お孫さんたちはお寺の本堂に入るのは初めてらしく、小さな本堂がギュウギュウでしたが、賑やかな時間が過ぎていきました(^_^)。沢山の有縁の皆さんで法事を営むことができるのはその家の家運家徳が整ってなければ出来ない事だと思います。県南にお住まいなのに私の前職時代のコトをご存知の方がおられて驚きました。

七十回忌、五十回忌、一周忌と合わせて行った檀家さんは、「七十回忌は祝いぢゃ!」とおっしゃっていました。五十回忌で記憶のギリギリかもしれません。かすかに残るその記憶を「祝い」として法事を営むことは、七十回忌の法事を営む側もご先祖様にとっても『幸せ』なことです。角塔婆三本が凛々しく建ちました(^_^)。

金剛頂寺参道脇の梅。紅梅も奥にあるのですがどちらも良い感じです(≧◇≦)。

いつも静かな金剛頂寺にしては珍しく賑やかなお彼岸となりました(^_^)。彼岸の入りから続けた沐浴菜食のおかげで体調はスッキリです(^_^)。

 

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