奈良国立博物館へ

2016年04月09日 08:45

昨日8日は奈良国立博物館へ行ってきました。今日9日から「国宝 信貴山縁起絵巻 ~朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝~」と題する特別展が始まります。

朝護孫子寺の塔頭寺院信貴山大本山千手院さんは金剛頂寺住職と高野山大学山岳部卒の山仲間で、今でも良いお付き合いを頂いており、この度千手院さんから先行内覧のご招待をいただいたのです。住職の代わりに私が先行内覧会に行かせていただいたというワケです(^_^)。

今回の特別展は、日本三大絵巻の一つに数えられる信貴山縁起絵巻が、なんと史上初めて全三巻一挙同時展示となります。国宝を一目見ようと沢山のご招待さんで博物館があふれかえりそうでしたが、私も国宝を間近で拝見させていただくことができました(≧▽≦)。

 

奈良国立博物館特別展

―朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝― 

平成28年4月9日(土)~5月22日(日)

国宝8点重文16点を含む78点が展示されています。

津山からは、中国道~近畿道~第二阪奈と経由すれば3時間ほどで移動できます。

史上初!「国宝信貴山縁起絵巻」が同時に三巻を一挙に展示。この機会にぜひ!

 

 

当日4月8日はお釈迦様の誕生日。「花祭り」「甘茶祭り」「灌仏会」「仏生会」などと呼ばれます。釈迦誕生仏に甘茶を注ぎ掛けてお祝いいます。お参りに立ち寄った興福寺南円堂前でも花祭りが行われていました。外国人観光客さんが沢山!

法相宗大本山興福寺では、南円堂、北円堂の特別公開が企画されています。これは行かねば!

お昼は「鮑腸汁(ほうちょうじる)」をいただきました。その昔、鮑好きなお殿様がいたそうで、旅先で鮑の入手が難しかった時に茶屋の主人が小麦粉を練って鮑の腸を模したのが始まりらしいです。初めて食べましたが、目の前で「鮑腸」を作ってくれるますw。素朴な田舎汁って感じでしょうか。美味しく温まりました(^_^)。

奈良国立博物館は本日招待日。作務衣姿、私のような改良服もチラホラ。信貴山塔頭寺院のそれぞれの管長さんも参列されて式典&テープカット。

博物館で国宝を堪能した後、毘沙門天王初出現の地信貴山朝護孫子寺にお参りへ。千手院、成福院、玉蔵院の塔頭寺院を有します。初めてお参りしましたが、鳥居をくぐると本堂がポスターと同じように見えて感激しました(^_^)。

ご挨拶と住職からの預かりを兼ねてお参りに伺うと、なんと専学同期くんが千手院さんと成福院さんで役僧として頑張っていました(^_^)。数年ぶりの再会でしたが、見つけて声を掛けてくれて驚き&嬉しく感じました。「ちょっとふっくらされましたね」って・・・(゚Д゚;)。

信貴山門前にかかる「開運橋」を下からw。現存最古の「上路カンチレバー橋」&「トレッスル橋脚」が珍しいので平成19年7月に国の登録有形文化財に選定されています。なかなかの迫力です。

千手院さんではご法務お疲れのところにもかかわらず、管長さんは気さくにお話しくださり、奥様からは沢山のお接待をいただきました。一度お参りしてみたかったので、とても良い一日となりました。

 

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