地元青年団懇親旅行

2015年10月12日 21:19

10月10~11日の一泊二日で、地元青年団『二四三会』の懇親旅行へご一緒させていただきました。私は青年団会員ではないのですが、前職時代から随分と懇意にしていただいており、夏祭りや餅つきなどにお誘い頂いています。今回も声を掛けていただき、お邪魔させていただきました。

津和野~萩~山口を巡る『花燃ゆ』ツアーで、長距離移動の旅行となりましたが、秋晴れの気持ちの良い楽しい旅行となりました。

中国道を西進し、まず訪れたのが『津和野』。実は合併して「(新)津和野」になっており、本庁舎は合併した旧日原町に置かれており、ちょっと迷子になってしまいましたw。小京都の名に相応しい上品な街の印象でした。脇の水路には鯉がいっぱいw。森鴎外記念館にも立ち寄りました。

萩にある「護国山 東光寺(ごごくざん とうこうじ)」は萩藩毛利家の菩提寺。仙台伊達家菩提寺の大年寺、鳥取池田家菩提寺の興禅寺と並ぶ黄檗宗三大叢林の一つであり、黄檗宗の名刹。境内奥に毛利家廟所があり、3・5・7・9・11代の萩藩主毛利家と各室、近親者のお墓があります。石燈籠500基が整然と並ぶ、静寂に包まれた空間です。

魚板(ギョバン:ホウとも呼ぶ)は禅寺ならでは。魚は日夜眼を閉じないため寝る間を惜しんで修行に励みなさいという事を示しているらしいです。意外と大きくてビックリ(゚Д゚;)。

『花燃ゆ』の舞台としての盛り上がりもなかなかのモノw。小学校体育館が特設の大河ドラマ館として大賑わい。撮影セットなどが展示してあり、館内のおみくじでは「伊藤博文」タイプでした。松陰先生の評価は「才能も学問もまだまだ。でも話をまとめるのが上手く仕事で成功する」との評価だそうですw。

菊が浜にある「千春楽」さんで一泊。開放感抜群の露天風呂でノンビリしました。朝も気持ちよく目覚め、日の出直後より海辺を散策。

11日は松陰神社へ。朝一番のお参りは人影も少なく静かにお参りができました。境内に松下村塾があります。

吉田松陰の指導を受け、幕末から明治への日本を主導した人材を多く輩出した松下村塾。8畳と10畳半の二間しかない小さな平屋の建物。意外に小さな建物で驚きましたが、ここで明日の日本を熱く語っていたのかと考えるとドキドキします。明治維新後、明治25年まで開塾されていたそうです。

萩焼の工房を見学。登り窯の中を見学することができました(^_^)。萩焼は長年使い込むと表面の色が変わる「七化け」というのがあるそうです。職員さんが丁寧に説明をしてくださいました。なかなか手が出る値段ではありませでしたが、良いものを見せていただきました。

道の駅萩しーまーとでは「萩魚まつり」が開催されており大賑わい(≧▽≦)。

山口市内へ移動し「菜香亭」という文化施設へ。元々は萩藩台所支配人の開いた料亭だそうで、明治維新以後、伊藤博文、山縣有朋、岸信介、佐藤栄作などの名士に親しまれたそうです。大広間には沢山の額が掲げられており、これは伊藤博文の書。「 菜香亭に来て春風に吹かれたように心身共に清々しくなった」という意味だそうで、それほどに気に入っていたのでしょう。

保寧山瑠璃光寺(ほねいざん るりこうじ)曹洞宗の名刹で。先日訪れた萩東光寺と同じ萩藩主毛利家の菩提寺の一つ。本堂外陣に上ることができます。

五重塔は日本で10番目に古く国宝。京都醍醐寺奈良法隆寺の五重塔と並ぶ日本三名塔の一つ。キレイです(≧▽≦)。

瑠璃光寺の魚板。550年ほど昔のモノで、食事の準備が整うとこれを叩いて知らせていたそうです。これも意外に大きくてびっくり(゚Д゚;)。

仲間に入れていただいての二四三会懇親旅行は天気も良く、大きなトラブルもなく、あちこちを訪れての楽しい旅行となりました。いつも気にしていただき感謝の気持ちでいっぱいですm(_ _)m。次は来月の餅つきですw。

 

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