四国八十八ヵ所 その5 

2015年11月03日 23:24

先日11月2日、日帰りで四国お遍路へ。いつも声を掛けてくださる勝田交通さん主催の「四国八十八ヵ所巡拝」のお手伝いをさせていただきました。毎月第一月曜日出発、全15回で今回は第6回目。善男善女17名で第44番~48番札所の5ヶ寺を打ちました。

バス会社の方針で、今年のお遍路ツアーでは泊りのお遍路を続けないそうです。なので、先月は泊りで土佐高知の東側を、今回は日帰りで伊予愛媛の中部を、来月は一泊二日で土佐高知の西側と伊予愛媛の南部を巡拝予定です。

四国霊場第44番札所 菅生山大覚院大寶寺(すごうさんだいかくいんだいほうじ:真言宗豊山派)は、十一面観世音菩薩様がご本尊。雨露に濡れる境内が深山幽谷の静けさを引き立てます。後白河天皇の妹宮が住職を務め勅願寺とし、最盛期にはこの山中に七堂伽藍を備え48坊を数えた名刹です。四国霊場88ヵ所の中間札所で、中札所とも言われます。

四国霊場第45番札所 海岸山岩屋寺(かいがんざんいわやじ:真言宗豊山派)は不動明王様がご本尊。駐車場から30分ほどのプチ登山ですw。本堂大師堂のある一番上に着く頃には汗がじんわり、息がハァハァと上がってしまいます(゚Д゚;)。岩肌に張り付くように建てられた本堂。車でお参りする場合でも、駐車場から小1キロ程山道を歩くので、四国霊場で一番キツイ札所ではないでしょうか。

四国霊場第46番札所 医王山養珠院浄瑠璃寺(いおうざんようじゅいんじょうるりじ:真言宗豊山派)は、薬師如来様がご本尊。大師堂には天井絵。この辺りはお遍路の祖である衛門三郎の故郷とされています。

四国霊場第47番札所 熊野山妙見院八坂寺(くまのざんみょうけんいんやさかじ:真言宗醍醐派)は阿弥陀如来様がご本尊。往時は熊野権現を勧進し十二社権現とともに祀り、12坊末寺84を持つ修験道の根本道場として栄え、多くの僧兵を抱える大寺院だったそうです。本堂奥横には下へと降りる階段があり、そこには全国の信者さんから奉納された阿弥陀像が沢山あり、万体阿弥陀堂と言われています。

四国霊場第48番札所 清滝山安養院西林寺(せいりゅうざんあんよういんさいりんじ:真言宗豊山派)は十一面観音菩薩様がご本尊。納経所にある信楽焼は托鉢僧仕様です(^_^)。

津山を出立した朝は大雨でしたが次第に雨は上がり、お参りでは雨に濡れることはありませんでした。皆さんの篤信の賜物であり、お大師様のおかげに違いありません。ありがたいコトですm(_ _)m。あちこちで沢山のお接待もいただきましたm(_ _)m。

 

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