四国八十八ヵ所 その11

2016年06月08日 10:40

先日6日は日帰りで四国お遍路へ。いつも声を掛けてくださる勝田交通さん主催の「四国八十八ヵ所巡拝」のお手伝いをさせていただきました。毎月第一月曜日出発、全15回で今回は第13回目。今回は善男善女13名で第77~83番札所の7ヶ寺を巡拝。心地良い風の吹く中、穏やかなお参りとなりました。

 

四国第七十七番所 桑多山 明王院 道隆寺(そうたざん みょうおういん どうりゅうじ真言宗醍醐派大本山薬師如来様がご本尊。江戸幕府の名医京極左馬造公は盲目だったそうです。道隆寺のお薬師様よりおかげおいただいて目病が治ったため、眼治し観音としてお祀りされています。

四国霊場第七十八番札所 仏光山広徳院郷照寺(ぶっこうざん こうとくいん ごうしょうじ:時宗総本山)は阿弥陀如来様がご本尊。「厄除けうたづ大師」として有名です。大師堂手前には万体観音堂があり全国の信者さんから奉納された沢山の観音様がお祀りされています。

四国霊場第七十九番札所 金華山天皇寺高照院 (きんかざん てんのうじ こうしょういん:真言宗御室派)は十一面観音様がご本尊。珍しい三輪鳥居前で記念写真。

四国霊場第八十番札所 白牛山千手院讃岐国分寺(はくぎゅうざん せんじゅいん さぬきこくぶんじ:真言宗御室派)は、千手観音様がご本尊。境内全域が国の特別史跡です。江戸時代には讃岐高松藩より63石程度の寺領寄進を受けたそうです。ちなみに金剛頂寺は津山森藩より50石を受けていました。

四国霊場第八十一番札所 綾松山洞林院白峯寺りょうしょうざん どうりんいんしろみねじ:真言宗御室派別格本山は千手観音様がご本尊。第75代崇徳天皇は保元の乱に敗れ讃岐へと流罪となり、失意の中、この地で荼毘に付されました。崇徳天皇白峯陵(すとくてんのう しらみねのみささぎ)は、四国唯一の陵墓で宮内庁管理です。

四国霊場第八十二番札所青峰山千手院根香寺(あおみねざん せんじゅいん ねごろじ:天台宗単立)は千手観音様がご本尊。山門手前には縁起となった「牛鬼(うしおに)」の像があります。山門をくぐると勾配のある石段を登ります。新緑が鮮やかです(^_^)。

四国霊場第八十三番札所 神毫山 大宝院 一宮寺(きごうざん だいほういん いちのみやじ:真言宗御室派)は聖観音様がご本尊讃岐国一宮の田村神社に隣接しています。本堂前には「穴薬師」とよばれる祠があります。この祠は地獄の釜の煮えたぎる音がする祠で、ここに悪いことをした人が頭を入れると抜けなくなると云われています。戒めですね(^_^)

うるう年の逆打ちでしょうか、バス何台かとすれ違いました。それにしても静かなお参りでした。

 

HPとして使用してるwebnodeですが、私のPCとは相性が悪いらしく、ここ最近すこぶる調子が悪く、更新もままならないデス・・・(-"-)。無料容量もそろそろ目一杯になったので、引っ越しを考えています。多分、SNSに移行する予定です。

—————

戻る