合同研修会

2015年07月01日 23:51

今日は「高野山真言宗参与会美作連絡会総会」があり、併せて「参与会」「檀信徒協議会」「密教婦人協議会」の合同研修会が開催されました。正式名称が長いのでw、私たちは「合同研修会」と呼んでいます。

雨の中ではありましたが、美作地域一円より1,000人近い檀信徒の皆さんにお出でいただき、会場の文化センターはほぼ満席となりました。美作地域は特に高野山真言宗が根付いている地域なのです。

総会では熱心にご審議いただき、今年一年の活動を承認していただきました。ありがとうございましたm(_ _)m。

午後からは活動発表と法話。美作主務支所下にはご詠歌や舞踊などに熱心な檀信徒さんが多く、全国大会でもトップクラスの実績を誇るほどです。法話は本山布教師として高野山真言宗別格本山南蔵院(福岡篠栗)の林覚乗ご住職をお招きし、「共に生きる」と題してお話をいただきました。林ご住職の御法話はDVD化されているほどで、とにかく面白い!テンポ良い話についつい引き込まれてしまいました。

余談ですが、南蔵院さんは「篠栗の涅槃像(世界最大のブロンズ製涅槃像:41m×11m)」と「宝くじのお札」が有名です。ご住職本人が高額当選をされているので効き目抜群! 

前日にみんなで準備。法会に花は欠かせません。お大師様のご開創以来、高野山で脈々と続いてきた流派「華道高野山」です。

当日の資料も手作業で仕込みます。

会場では美作八十八ケ所霊場のお砂踏みが出来ます。

高野山奥之院から分燈された「不滅の聖灯」。

開場前に美作八十八ケ所霊場お砂踏みの開眼作法。

御詠歌隊のBGMでお砂踏み。お砂踏みは大人気(^_^)で大混雑(一一")

今年は高野山開創1200年となった記念の年です。なので、今年の合同研修会では一座の法要を奉修させていただきました。本日用いた花籠と散華。

法要中の様子。お導師様は美作宗務支所長清眼寺ご住職様。舞台上は御老僧方々。青年会員は会場にて散華。衣帯は色衣に紋白。

一糸乱れぬ鈴さばきで御詠歌の奉納(≧▽≦)。素晴らしい!

朝は雨が降っていましたが、撤収時には晴れていました。大きなトラブルもなく合同研修会を無事に終えることができたのは檀信徒皆さんの篤信の賜物であり、何よりお大師様のおかげであります。会場では先日の開創法会期間中に高野山金剛三昧院へお参りいただいたという方がわざわざ声を掛けてくださいました。あれだけごった返した期間であったにも関わらず、私のような者を覚えてくださっておりありがたいコトです。

 

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