初盆法要助法

2015年08月15日 23:26

お盆も最終日。先週のうだるような酷暑から、先日久々に降った雨のおかげで、ここ二・三日が随分と涼しく感じました。

14日は極楽寺さんでの初盆法会の助法に行かせていただきました。今年末に33年ぶりの御開帳を控え、準備などで大忙しのようです。副住さんが登壇され、現住様が経頭、私が讃頭を勤めさせていただきました。いつもお声を掛けてくださりありがたいコトですm(_ _)m。

極楽寺さん持仏の間には護摩札が納められており、終戦後に金剛頂寺本堂再建した落慶法要の護摩札が収めてあります。某老僧曰く「檀家30戸の金剛頂寺が本堂を再建したのはビッグニュースだった」らしく、時々このはなしで盛り上がります。今も昔も、小さななお寺の金剛頂寺の大きな自慢の檀家さんたちです(^_^)。

幕末嘉永時代の護摩札。坂本龍馬の生きた時代です。極楽寺さんは戦国時代に全焼してしまい、多くの寺宝が焼失してしまいましたが、その後再興され、400年前の本堂や欄間など、多くの素晴らしいものが残っています。

毎年恒例14日は中谷近衛地区の夏祭り。「一年に一度、祭りでしか会わんな~」と冷やかされつつもw、いつもの係を用意してくださっていました(^_^)。涼しい夜となり、ビールやかき氷が売れず苦労しましたが何とか完売。地元の皆さんからはいつもありがたい声を掛けていただけて感謝です。

15日は圓通寺さん初盆法要の助法に行かせていただきました。大きなお位牌堂がギュウギュウの参拝者さんでしたが、時折吹く涼しい風が気持ち良い日でした。馴染みの方も多く、気さくに声を掛けていただけてありがたいコトです。帰省時に合わせてのお参りも多いようで、静かな境内も賑わっていました。

 

今日は70回目の終戦記念日。今の平和を享受できる私たちは、先人たちの辛苦を忘れることなく、恩に報いていかなければなりません。

 

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