初盆会への出仕

2013年08月14日 23:02

今日はいつもお世話になっている極楽寺さんで行われる、初盆会へ出仕させていただき、極楽寺ご住職様がお導師様となり平座理趣三昧を務めさせていただきました。

ご長男さんはお若いのですが専学の先輩であり、今は神戸の本山で忙しくされているので、助法のご指名をいただきました。ありがたいことです。

毎回書くのですが、やはり当日に次第を教えていただきます。お導師様と私の2名で初盆会をさせていただくので、私が讃頭をさせていただき、理趣経も一人でお唱えさせていただきました。沢山の檀家さんの前でするお勤めは、とても緊張をします。酷暑と相まって今日も汗が滝のように流れ、びしょびしょになりました。

極楽寺のご住職様は専学の大先輩ですので、お勤めの後に当時の話を沢山聞かせていただきました。こういった出仕をさせていただくと、お導師様の作法はもちろん、法話や檀家さんとの関わり方、お寺のありかた等、とても勉強になります。ご住職様の「専学を出たんじゃけん何でもできんといけん」というお言葉は、とてもとても重く何よりのプレッシャーであり、そして「専学を出る」ということがどれだけ期待されているのかを改めて感じました。冷や汗ものです。

夕方からは地元の夏祭りへ。この地区も毎年参加させていただいています。青年団の皆さんに「お帰り」と声をかけてもらい恐縮しました。青年団の方が「祭りを楽しみにしてくれている人が一人でもおる以上は止めるわけにはいけん」というお話に、山間の小さな集落の意地とプライド、故郷を想う気持ちを感じました。子どもたちの賑やかな笑い声と盆踊りのお囃子が山に響き、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

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