全日本仏教青年会「仏法興隆花祭千僧法会」
2016年04月26日 23:24東大寺と南都二六会(奈良市近辺にある寺院僧侶有志)の共催をいただき、全日本仏教青年会主催で「仏法興隆 花祭り千僧法会」が、快晴の下、奈良東大寺を会所に開催されました。毎年の恒例行事だそうですが、私ははじめて参加させていただきました。
朝5時45分に高速道路に入り、一路東大寺へ。心配した渋滞もなく、すんなり3時間程で到着(^_^)。南大門外も朝9時前でこの混みよう。アジア圏からの観光客さんが多いような気がしました。
10時から出仕者有志にて、『アショカピラー』の清掃。昭和63年(1988)4月26日に、全国曹洞宗青年会さんと南都二六会さんの呼びかけで、仏法興隆を願い花祭り法会が厳修されました。その時は全国から各宗各派の垣根を越えて1700名もの青年僧侶が結集し大法会を営んだそうです(゚Д゚;)。東大寺のアショカピラーは、釈尊(=お釈迦様)が悟られた後、初めて説法を説いた地(=初転法輪)とされる仏教聖地のひとつインドサルナート(=鹿が沢山いたそうで、鹿野苑:ろくやおんとも言う)にあるアショカピラーを模したものです。意外と大きいΣ(゚Д゚)。掃除用具を取に行ったので初めて東大寺本坊に入ることができました(≧▽≦)。
今日のお次第。全国から、天台宗、修験道金峯山、和宗、全真言青年会、浄、 土宗融通念仏宗 、臨済宗、曹洞、 宗日蓮宗、の各宗青年会さん、そして各地の仏教青年会さん(埼玉、神奈川、大阪、神戸)、地元より奈良曹洞宗青年会など、総勢500名以上の僧侶が、宗派を超えて結集しました。
集会所より四列にて進列。東大寺会奉行さんを先頭に、金峯山青年僧の会による法螺に導かれて進みます。写真は全日本仏教青年会FBより転載しています(以下三枚同)。いきなりのことで、観光客さんは大いに驚いたようです。
南大門前では雄々しい祈祷太鼓の奉納。かなりの迫力!。緑、紫、白、黄色、黒、と色とりどりの衣帯。これだけの衣帯を一気に見ることができるのは全日本仏教青年会の法会だけだと思います。先ずは大仏殿にて法要。普段、まず接することのない他宗他派さんの法要をそれぞれ見ることができ大感激。もっとも、私の座坪は大仏様の左肘の辺りとなったので、ぎりぎり日蓮宗さんの木剣は見ることができました。
大仏殿での法要の後は、アショカピラー宝前法要。炎天下の中、汗が吹き出しました。お焼香とお釈迦様誕生仏への潅水が行われました。
出仕者全員での一枚w。もう何が何だか・・・(゚Д゚;)。
普段ご一緒することのない他宗他派さんの法会を見ることができ、貴重な体験でした。美作青年会からは私一人の出仕となりましたが、沢山の方とお話をすることができ、法会の体験も含めて大変に充実した一日でした。来年もぜひ参加させていただきたいものです。
「これで汗を拭きな」とタオルをお接待してくださった音響業者の方、大変助かりました。ありがとうございました。
タグ:
—————