備前真言青年会研修会in西大寺観音院
2014年02月25日 23:29今日は備前真言青年会主催の阿字観研修会が西大寺観音院さんで行われるので、お昼前に出発。岡山市西大寺までは普段なら90分少々で行くことができるのに、今日は道路工事などの都合で120分近くもかかり、13時の開会直前に滑り込みました。冷や汗をかきました"(-""-)"
本山金剛峰寺より能化(のうけ:優れた指導者)の川上修詮先生がお出でくださりました。先生は大分県のお生まれですがご縁をいただいて茅ヶ崎の千手院のご住職をお勤めになられています。本山で阿字観を20年以上研究されている先生がわざわざおいでくださるということで、会場には40名もの青年会員が集まりました。山口や鳥取からも、そして高野山真言宗だけでなく御室や醍醐の皆さんもご参加で、美作からも数名が参加させてただきました。
3時間以上に及ぶ研修会でしたが、実際に阿字観を実習したのは20分ほどです。後は、阿字観とは何か、阿字観での心の在り方、息の仕方、足のほぐし方、など阿字観に入るために僧分として知っておくべき事を教えていただきました。特に在家(檀家)さんとのお付き合いの中での阿字観であるならば、こういった事をお話しするといいですよ、自行で取り組むときの心構えはこうですよ、と親切に教えてくださりとても勉強になりました。金剛頂寺でも檀家さんと一緒に取り組もうかな。
研修会の最後は車座になり先生のお話を聞きました。茅ヶ崎の千手院は、先生がご縁をいただいた時は廃寺寸前であったこと。地元の信者さんや檀家さんと協力して20年かけて伽藍を整備したことなど、苦労話もお聞きすることができました。とても良い研修会でした。大満足!
毎週火曜日の夜は津山シティーブラスの練習日です。来月23日に開催するジョイントコンサートの練習をしました。なんだか今日はグッタリです(*_*)
阿字観研修会の資料。しっかり読んで勉強するぞ!英文表記は外国人用。最近は外国人の方が阿字観を体験され、資料を求められるそうです。
西大寺観音院の伽藍。右の大きな建物がご本堂。霊夢で川の中からサイの角を掘り出し、お祀りしたのが始まりで、犀戴寺と称していたそうです。なので故事に従ってサイの置物を集めておられます。金剛頂寺とはちょっとしたご縁があるのです。
日本三大奇祭の裸祭。西大寺会陽は修正会の結願の日にお札をお参りの方に投げ込んだのが始まりだそうです。
研修会の行われた大広間前のお庭。
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