備中宗務支所教師教学研修会

2014年11月26日 23:36

今日は備中宗務支所さんの教師教学研修会へ参加させていただきました。蔵寶寺さん、真休寺さんと待ち合わせ、乗り合わせて会所の高野山倉敷別院へ向かいました。高野山倉敷別院(地蔵院)は初めて伺いましたが、近代的な建物で、都会のお寺って感じです。

今回、伝授をいただいたのは『施餓鬼法』『土公供(仏式地鎮作法)』『鎮宅(仏式棟上作法)』です。いづれも既に伝授を受けているのですが、お授けいただいた以外の作法では修法できないので、できるだけ勉強の機会をいただけたらと思い参加させていただきました。

今日お授けいただいた大阿闍梨様は高野山真言宗龍象寺ご住職浅井證善大阿闍梨様で、四国徒歩遍路六度成満を始め多くのご著書共著のある、施餓鬼法の第一人者と云われる方です。9時~14時30分まで、みっちりしっかり濃密なお授けをいただきました。・・・頭がパンクする・・・(゚Д゚;)難しい・・・。

高野山倉敷別院。隣接する幼稚園から子供たちの賑やかな声が響いていました(^_^)

30人程の参加者の内、美作国から6名の参加でした。いつもながら美作の皆さんは勉強熱心です。

壇の荘厳、旗の仕様、御札や護符についてだけではなく、心構えや「なぜこの作法がひつようなのか」という理論付けまで、とても濃密な時間でした。あっという間の6時間です(゚Д゚;)。資料だけでもすごい量です。

浅井證善大僧正。右に見える柱は「生飯台」という供養台。専学では毎日施餓鬼を行います。専学の施餓鬼はロウソクの明かり、もしくは、月明かりで行います。施餓鬼は六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)の修行の内、布施行(壇波羅蜜)の最高供養とされます。

お授けの様子。丁寧な板書が助かります。

質問攻めです(゚Д゚;)。手前の生飯台は六角柱です。専学のも六角柱。他にも八角、円柱とあるそうです。

普段使わない頭がフル回転でしたので、随分と疲れてしまいました。

 

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