二七日

2014年04月03日 23:58

今日は先日ご葬儀を執り行わさせていただいた檀家さんの二七日でした。ご近所だし天気も良かったので徒歩でお伺いさせていただきました。

専学では、専学から奥の院までの参拝をさせていただくときは、空衣(うつお:高野山の制服と言われるメジャーな黒い衣。黒い衣だけれど黒衣とは異なる衣。)に白袈裟、下駄という年中変わらない衣帯(えたい:服装のこと)で片道4キロを二列に整列して歩きます。この時、きちんと着付けができていないと、すぐに白衣の裾がはだけてみっともない格好になってしまします。なので今日久々に衣で歩くと随分とゆっくり丁寧に歩いている自分がいましたw。専学で学ぶこと全てがこうやって活かされているのだと気付きます。

そういえば来週くらいが専学の新院生が入寮される頃かな・・・。厳しい一年だけれど、専学の一年はすばらしい時間だったと感謝をする日が、そんなに遠くない日に必ず来ます!なので後輩諸君、虚心坦懐、虚往実帰です。

お伺いさせていただいた檀家さんは金剛頂寺のご近所さんです。私と小学校の頃良く遊んでくださったご兄弟がおられるので、お互いによく知ってはいるのですが、こういった形でお邪魔させていただくのは初めてです。なんだかいつも以上に緊張してしまいました。供養文の後、次第如常。金剛頂寺ではお勤めの後は短いお話をさせていただいています。修業が足りないので法話とは言えませんが・・・。自身への戒めも込めてのお話ですw。

夜はシティーブラスの臨時練習。4月13日(日)の13時よりアルネ東広場に街角スプリングコンサートに出演します。市内の中高吹奏楽部やジュニアブラスなどの皆さんが出演されます。私たちは15時過ぎの予定。少雨決行です。アルネやソシオ商店街においでの方はぜひお立ち寄り下さい。

春の嵐(?)でしょうか。大雨です・・・桜が散っちゃうかなぁ・・・。

 

アパート隣の小川沿いは桜並木です。夕刻で薄暗いですが咲き誇る桜は綺麗です。詩仙李白の「月下独酌」は月明かりの夜桜の下で詠まれた詩と言われています。刹那と悠々たる様が私は大好きな詩です。

 

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