
三十日目
2015年04月25日 15:40今日も快晴! 長雨の湿気もなくなり、天気が良いと気持ちが良いです。
昨日24日は美作宗務支所下での高野山開創1200年慶讃法会を奥之院燈籠堂にて、平座理趣三昧法会を奉修させていただきました。習礼を重ね、息の合った声明で、素晴らしい法会だったと思います。金剛頂寺住職は初めて、私は専学以来2度目の、奥の院燈籠堂での法要でした。素晴らしいご勝縁に感謝の言葉のみですm(_ _)m。
今日25日で尼崎の脱線事故から10年が経ちました。当時東京にいた私は事務所のテレビで事故を知りました。午後になっても特番で報道してたと記憶しています。乗客106人と運転士さんが亡くなり、562人もの方が重傷を負われました。痛ましい事故も10年が経ちましたが、ご遺族の方の悲しみが消えることはないでしょう。ある記事によると、阪神大震災の教訓が活かされて警察消防、近隣住民の力を合わせた迅速な救助活動があったことが書かれていました。このような事故が起こらないよう願うのみです。
宿泊の方で、予め申し出ていただいていると「お写経」を体験していただくことができます。
今夜は私がお写経の担当をさせていただきました。私が学生以来お世話になっている沖縄宮古島の方が、はるばる高野山にお参りくださいました。初めてのお写経は90分程かかりましたが、「こんなに字に集中したのは初めて」と心地よい疲労感の様子。
お泊りの方で、特にお遍路さんは夜に奥の院までお参りされる方がいらっしゃいます。どうぞ夜道にはお気を付け下さい。
24日は快晴に恵まれて美作宗務支所下の慶讃法会を奉修させていただきました。集会所となった奥の院御供所。普段は本山職員しか立ち入ることは出来ません。
それぞれの座坪には本山よりお借りした衣帯が準備されています。奥の院行法師として勤める専学同期クンも出仕してくれました。
着替え中。衲衣(のうえ)袍服(ほうぶく)、袴という、普段なかなか着ない衣帯です。
着替え中その2。私は着慣れないので、衣帯を身に着けるだけで四苦八苦(+_+)。写真を撮っている余裕はないのだけれど(+_+)。
着替え終わり座坪にて心静かにその時を待ちます。奥に座すは大壇に登壇されるお導師様の美作宗務支所長清眼寺ご住職様と日輪壇に登壇されるお導師様の密厳寺ご住職様。その両脇には白い衣を身に着けた随行さんが控えています。キリッとする瞬間です。上臈順に座すので、私は下座の方です。
会奉行さん(えぶぎょう:法会のマネージャー)から本日の次第や注意事項が発表されます。扇を立てて「ご披露申します。今般の法会は・・・」と始まります。
御供所を出る時の様子。会奉行さんの先導で若い者から二列で進みます。ここから先は撮影禁止。
朝9時から法会の為、沢山のお参りの方に見守られながらの法会となりました。偶然居合わせた参拝者さんは驚かれたことでしょう。無事識衆を務めることができホッとしました(*´▽`*)。写真は袴のたたみ方。これ習ったんだけど・・・もう出来ません(一一")。本山職員さんが見かねて手を貸してくださいましたm(_ _)m。
法会の後、沖縄の方をご案内しながら久しぶりに山内を歩きました(^_^)。伽藍御影堂の辺りはスゴイ人です(゚Д゚;)。この日は沢山の地元の方にお会いしました(^_^)。霊宝館で特別展示されている国宝八大童子を拝見しテンション上がりました(≧▽≦)。孔雀明王も素晴らしい!
伽藍では島根宗務支所さんの慶讃法会が始まりました(≧▽≦)。集会所の伽藍大会堂からの進列です。
島根宗務支所さんは伽藍根本大塔前にて庭讃(ていさん:屋外で唱える讃。独特の節回しが特徴)をされました(≧▽≦)。専学同期クンも出仕していました(^_^)。
金剛三昧院の「シャクナゲ」が咲きそうです(≧▽≦)。連休明けが見ごろでしょうか。
金剛三昧院宿中庭の桜はまだまだ見頃です(^_^)
昨日今日と暑い程の快晴です。日焼けするなぁ・・・。
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