一座土砂加持法会奉修in高野山伽藍金堂

2014年03月13日 21:13

今日はいよいよ一座土砂加持法会の当日です。天気を心配しましたがなんと雨・・・。日頃の不精進のせいでしょうか・・・。残念。

昨夜から金剛三昧院にてお世話になっているので、6時30分からの朝勤行、下座と毎度変わらぬ朝を過ごし、8時45分に美作青年会の皆さんがお世話になっている無量光院さんへ。バスに乗り込み、奥の院へ。一の橋から歩いてお参りをし、玉川にて水行!有志の参加でしたが、フンドシ姿の10名が水行をし、身を清めました。身を切るような冷たい川の水でしたが、バッチリ気合が入りました。その後御廟へお参りさせていただきました。

水行の後は無量光院さんでお湯をいただき、体を温め、少し早目の昼食をいただきました。

大雨の中12時30分頃、金堂に集合し直前の準備。今日朝から出発された老僧の方々も順次お集まりになられ、美作青年会以外の青年会の皆さんもお集まりになられました。本山からお借りした衲衣(のうえ)・袍服(ほうぶく)に身を包み、全員で記念写真。13時30分頃に会奉行(えぶぎょう:法会を司る采配人)から披露株(ひろうかぶ:法会の次第や諸注意などを発表すること)があり、一同列をなして金堂内陣へ入堂。

3年前に起きた東日本大震災の復興に少しでも役に立つならと、毎月托鉢をさせていただき、毎月の習礼にも取り組んできました。青年会会長の奉読した願文にも力強くその思いが込められていました。今日の土砂加持法会は数十名のお坊さんが高野山の金堂で、震災の復興を願って心を一つにした瞬間だと思います。私は今日の法会に参加させていただいて、本当に感謝をしありがたく思います。

次第に沿って法要は進み、3時間少々の一座土砂加持法会は無事、無魔成満となりました。配役をいただいた対陽も、なんとか務めることができた・・・かな。お忙しい中にもかかわらず、高野山内から無量光院さん、光明院さん、金剛三昧院さんからそれぞれご出仕を戴き法会に華を添えていただきました。ありがとうございました。また本山伽藍の職員さんにもお助けをいただき、ありがとうございました。

法会後は速やかに着替え、片づけ。日帰りされる方が大半でしたので、下足番をしたり傘を渡したりとドタバタしました。私は今夜も金剛三昧院にお世話になるので、専学同期の伽藍職員クンと久々に旧交を深めました。グッタリ疲れました・・・

雨の奥の院。雨だろうと雪だろうとお参りは途絶えません。

フンドシ一丁に着替えて水行!

お祈りの声が絶叫に近い・・・(゚Д゚;)

美作八十八ヵ所霊場巡拝のお軸。今回開眼作法もさせていただきました。世界に一つしかないこの記念のお軸は美作宗務支所に奉納させていただきます。

お軸の裏には巡拝の証が!感涙ものです!

綺麗に並べられた法具。

集会所。下座から上座に向いて撮影。豪華な金襴のスリッパを履かせていただきます。

 

袴の腰紐はこの様にしてたたみます。

着替えの様子w。お互いにチェックをします。

 

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