一周忌

2014年07月06日 22:50

今日は檀家さんの一周忌でした。急な訃報に驚いてから、早一年です。故人様の笑顔が今でも思い出されます。

小学生の故人様の甥っ子君が、いつも、仏前勤行次第を大きな声でお唱えしてくださります。フリガナが打ってあるとはいえ、小学生にはちょっと難しいかもしれないお勤めを、一生懸命にご唱和くださいます。なんとも言えない、ほっこりとした、とても温かい気持ちになれます(*´▽`*)。

心配した天気は、お墓参りの後に雨となりました。お墓参りの時に降らなかったのは、故人様が見守って下さったからに違いありません。施主様のご篤心の賜物です。ありがたいなぁ。

お斎(オトキ:法事後の会食)の席で、「笑い声の聞こえるのが、ええ。寂しい思いをせんでええ」とお話がありました。静かに食する場合も、もちろん必要かもしれませんが、故人様を偲んで思い出話に花を咲かせ、一周忌を賑やかにご供養することができるなら、それはきっと、故人様も喜んでくださるに違いないでしょう。

金剛頂寺の檀家さんは、温かい気持ちに溢れる、ご理解のある良き檀家さんばかりです。

 

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