記事のアーカイブ

2013年08月11日 17:32

お盆と五七日のお勤め

今日は遠くに出られている檀家さんのお参りに住職と2人で伺いました。お勤めの後、お茶をいただきながら故郷の話に花が咲きました。仕事の都合などで都会に出るとなかなか田舎に帰省しづらいようで、近所のおじいさんの話や、山や畑、お祭りの話を懐かしそうに話されていました。お寺は、ご供養のお勤めをするのではなく、故郷と個人を繋ぐ役割もあるのかもしれない、と感じました。 午後からは、住職が今日帰省された檀家さんのお盆のお参りに、私は檀家さんの五七日のお勤めに行かせていただきました。小学校のお子さんも、今ではちゃんと正座をして、仏前勤行次第を一緒に唱えてくれます。ありがたいことであり、頼もしいご子息さんです。施

—————

2013年08月10日 23:51

お盆のお参りとお祭り(写真有り)

今日は7時45分から16時頃まで、檀家さんのお宅にお邪魔させていただき、お盆のお勤めをさせていただきました。住職はお寺より南側の檀家さんを、私はお寺より北側の檀家さんにお参りに伺いました。いくら朝とはいえ気温はすでに高く、お勤めの最中は汗が滝のように流れ落ち、白衣がびしょびしょになってしまいました。 私個人の思いとして、お勤めをしている間はタオルで汗を拭わないようにしています。タオルで汗を拭きながらお経をお唱えするのは、どうも「よろしくない」気がします。お勤めが終わり、お経本を懐に収めてから、タオルで汗を拭いて法話をさせていただきます。見ている檀家さんは暑苦しいと感じるかもしれませんが、お許し

—————

2013年08月09日 11:26

長崎の68回目の夏

今日は68回目の「長崎原爆の日」です。先日の「広島原爆の日」と同様、考えさせられる一日となりそうです。昨日のテレビに「原爆が戦争を終わらせた」「原子力の町に誇りを持っている」とお話をされるアメリカの方が映っていました。 私のような末弟にはわかりませんが、ことさらにその発言を取り上げるつもりは無いのです。戦争があったことは「事実」であり、広島・長崎と原爆が投下された世界で唯一の被爆国日本であるのも事実です。 直接戦争を知らない私たちは「悲しいことを繰り返さないこと」が大事であり「そのために何をどうするのか」が大切なのではないでしょうか。今日もセミが元気に鳴いています。 68年前の夏もセミは鳴いて

—————

2013年08月07日 14:48

天気が不安定です

晴れているのに急に激しい雷雨となってしまうおかしな天気がここ津山でも続いています。カラッと晴れた日を最近見ていません。体調を崩される方も多いようですので、ぜひ無理をせず空調機器を用いてください。 金剛頂寺は檀家さんも少ないので10日よりお盆のお参りをさせていただきます。14日15日の両日は別のお寺さんから助法の依頼をいただいていますので、心してありがたく出仕させていただきます。ご期待いただいてお声をかけていただいているわけですから、これほどありがたいことはありません。

—————

2013年08月06日 09:35

広島の68回目の夏

今日という日は広島に原爆が投下されて68回目を迎えた日です。3年前、当時仕事で広島に行き、「ついで」の足で原爆資料館に立ち寄ったことを思い出しました。小学校の平和学習で行ったきりでしたが、大人になって改めて伺うと、それはそれは心に突き刺さるものがありました。「貞子さんの折鶴」や出口の売店で売っている「怒り地蔵の絵本」。大人になってからの強烈な思い出として残っています。以前の仕事の都合で親しくさせていただいている方には今でも話をさせてもらうのですが、「原爆資料館」「豊島の産廃処理場」へは大人になってからもぜひ訪れるべき場所だと思います。 今でも世界中で宗教対立による紛争が後を絶ちません。どのよう

—————

2013年08月04日 23:15

先師尊霊忌

今日は同じ二組寺の泉水寺さんでの先師尊霊忌に出仕させていただきました。泉水寺さんは歴史ある真言宗醍醐派の祈祷寺として地元では昔から有名で、今でも年末にはお札を求めて多くの参拝者があります。醍醐派のお寺さんが3名、高野派のお寺さんが私を含めて2名の計5名のお坊さんと信者さんやご親族の方など総勢40人ほどが参列されていました。 讃頭をする予定だったお寺さんが急遽欠席となったようで、最浅臈の私が急遽讃頭をさせていただきました。専学では「現場で急に話が決まる」と教えられてきましたが、正にその通り。どんな配役でも出来なければなりません。まして醍醐派のお寺さんでさせていただくわけですから、作法も違います。

—————

2013年07月28日 19:15

三七日のお勤めと七月の祖師講

本日は午前中にご近所の檀家さんの三七日のお勤めに行かせていただきました。本来は火曜日なのですが、ご遺族のご都合で皆さんの集まりやすい日曜日にさせていただいています。お勤めと法話の後にご長座いただいた皆様とお話をさせていただくのがとても楽しみなのです。今日も故人様を偲ぶ話を沢山聞かせていただき、ご遺徳の篤さをうかがうことが出来ました。私も公私共にお世話になった故人様で、若くして逝かれたのが残念なりません。 お昼前に親族のお仏壇へお参り。お盆を前にしてですが、齢八十を超える母方の祖母と一緒に日ごろの感謝の気持ちを込めてお勤めをさせていただきました。 午後からは七月の祖師講を兼ねてご近所の興隆寺さん

—————

2013年07月24日 17:32

お盆のお手伝い

毎日蒸し暑い日が続いています。どうぞ水分補給を忘れずに、熱中症対策をしっかりしていただきたいものです。さて、お盆のお手伝いのお話をいくつかいただきました。こうやってお声をかけていただけることはありがたいことです。もちろん、金剛頂寺のお盆のお参りが最も大切ですので、住職と二人で、手分けをしてお伺いをさせていただきます。 山の中の小さな集落にある小さなお寺ですので、檀家さんのご都合に合わせてお参りをさせていただきます。

—————

2013年07月18日 21:01

夏の会式

本日は金剛頂寺のご本尊様である、正観音菩薩(金剛頂寺は「聖」ではなく「正」表記です)様の夏の会式でした。檀家さんや信者さんが20人ほどお参りくださり、住職と副住職の2人で大般若転読法会を厳修させていただきました。今年から副住職が参加させていただいているので、お加持もさせていただきました。 法会の後は副住職としてのご挨拶と、初めての法話をさせていただきました。金剛頂寺のお経本は古いものが多く、この大般若経600巻も、寛政4年に収められたとの記録がありました。なんと230年前です。戦時中は無住寺となっており、そのときの管理が出来ていないため、虫食い等で相当痛んでおりますが、歴代住職が半紙と筆で補修

—————

2013年07月14日 15:29

お寺の作業

先週はあいにくの天気の中にもかかわらず、檀家さんのご協力をいただいて金剛頂寺先師尊霊墓の上の山の草刈をさせていただいたのですが、今日はその草を処分をするために、またまた檀家さんに無理を言わせてもらい日曜早朝よりお集まりいただきました。昨夕に夕立が降ったためにせっかく乾いていた草も随分と湿っており、なかなか苦労しましたがなんとかお昼には終了しました。 日曜早朝からお手伝いいただいた檀家の皆さん、本当にありがとうございました。

—————